第63話『新市場建設現場』~新市場ではなく新築地?

今年の6月~7月辺りは、まだ東京に住んでいたので、国際展示場(東京ビックサイト)の展示会やセミナーに出席していた。

毎度ゆりかもめから見える新市場建設現場はいくつものクレーン車が立ち並んでいて圧巻でした。

ここにできるのはいいけど、今のままではアクセスが悪いと思う。

築地に初めていったときは銀座からの距離の近さに驚いたのを覚えている。

日本橋魚市場から移動してきたという、現実的な距離感を味わえるのも好きだった。

そういえば、築地という地名が『埋め立て地』を表しているので。

実は今回も『築地』なのかもしれない。

江戸時代、1657年(明暦3年)の明暦の大火の際に焼失した浅草の江戸浅草御坊(現在の築地本願寺)の移転のために、佃島の住人によって造成されものということです。

『新市場』という地名もいいけど『新築地』というのも歴史の欠片を遺すにはいいかもなんてね。

『新市場』も本来『豊洲市場』だけどね。

作るならばいい市場にしてほしい。

生活を支える日常性と圧倒的な食材に溢れる非日常を上手く、旨く、巧く取り入れてほしいものである。

可能であれば、いや、そうなるのかな?

日本橋から築地、そして新市場は水上交通で便利よく、手頃に結んでほしい。

ゆりかもめでは遠すぎる。

些細な希望である。

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