第3話 『尾山神社神門』~おや、まぁ綺麗なステンドグラス!!

神社の門にステンドグラス。 なんて、モダンな神社でしょうか☆ 実際にいくと、 『こ、こんな神社初めて...』 とめちゃくちゃおいしいスイーツを食べたような衝撃があります。 そんなここはどこかというと。 石川県金沢市にある『尾山神社(おやまじんじゃ)』の『神門』です。 国の重要文化財かつ、登録有形文化財。 このステンドグラス『神門』は1875年(明治8年)11月に 棟梁・津田吉之助の設計施工により完成しました。 洋風建築でありながら、中国風の雰囲気も取り入れた珍しい建築で、ステンドグラスは(ギヤマン)日本海を航行する船に向けた灯台の役割を果たしたそうです。 また、屋根の避雷針は日本最古のものだそうですよ(プチすごい)。 因みに、 どうしてこんな変わったモダンな門ができたかですって? それは、一説には 『減少した参拝客確保のため』 だったそうです。 もし本当にそうだとしたら、発案者は素晴らしくセンスがいいですね☆ だって、140年たった今でも多くの観光客のワクワクを生んでいるのですから!! 最後になりますがこの門がある尾山神社にも触れなければね☆ この尾山神社の主祭神は、 大河ドラマ『利家とまつ』で唐沢寿明さんが演じたのも懐かしい 加賀百万石の藩祖『前田利家』。 神社の創建は1873年。 例祭は利家の命日である4月27日です。 大河ドラマを見ていた僕。 うかがったときに感激したのを覚えているな。(名古屋市の荒子(利家の出生地)の地を踏んだときも同じだった。) 僕は北海道生まれなので地元の武将がいないというプチ『武将クライシス』な訳で、本当に羨ましく感じたなぁ。 センス豊かな建築と誇れる藩祖前田利家。 素晴らしい尾山神社☆

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