第17話『平賀源内の墓』~お江戸のハイパーメディアクリエ~タ→。

僕はデパートの物産展が大好きです。


現地にいけない悔しさを抱きつつ、

東京で全国各地のの美味しいものや工芸品に出逢う良い時間です。


 この『物産展』を日本で初開催した男を知っていますか?


 それがこの東京都台東区橋場の墓に眠る男、 お江戸の四大奇人の一人、ハイパーメディアクリエータ―『平賀源内』さんです。


そう彼がいなくては、皆さんは『北海道物産展』『全国工芸品見本市』ひいては、『東京モーターショー』など見れなかったかもですよ!!


といっても言い過ぎではない僕の好きな素敵な人物です!(^^)!

彼は 『土用丑の日にウナギ』というコピーを作った日本初の『コピーライター』であり、


 歯磨き粉『漱石膏』の作詞作曲を手がけた『CMソングメーカー』であり、 


 『福内鬼外』の名で浄瑠璃を書く『脚本家』であり、 


 『風来山人』の名で春本を書く『作家』であり、 


日本で初めて西洋画を描いた『画家』であり、 


エレキキテルを復原した『科学者』であり、 


秩父、秋田で鉱山を開発した『技術者』でありました。 


でも、そんな彼は間違えて人を殺めて最後は牢獄で寂しく息を引き取ります。 


辞世の句は 「乾坤の、手を縮めたる、氷かな」 でした。   


天地の氷のような冷たさに手を縮めた というこの句は、 どこか、時代の寵児の嘆きを感じます。 


 是非一度皆様もお参りでも。



0コメント

  • 1000 / 1000