コラム:駅前に百貨店がある風景
おはようございます。
今日のニュースでセブン&アイホールディングスの事業整理が話題に挙がっていました
千葉県柏市のそごうや北海道旭川市の西武旭店の二店舗を閉じるらしい。
西武旭川店といえば、小学校の修学旅行を思い出す。
当時、小学校の修学旅行が旭川市だった。
一泊二日の今考えるとほんの些細な旅行ではあったが、札幌市、東京にいったことのない自分にとって『旭川市』はリアルにイメージできる範囲で最大の都市だった。
(なんせ、地元は札幌市から300km、名古屋-東京間くらいはなれたオホーツクの都市だった。)
大人になってからいったら寂れた商店街でしかないが、買物公園だってワクワクのメインストリートだった。
そして、西武旭川店。
地元にはないなんと言うか、
『本格的な都会のデパート』
子供ながらに都会を感じる象徴だった。
懐かしい。
地元にも大きな2つの百貨店があったがつぶれてしまった。ひとつは解体して、信用金庫のビルがたった。ひとつは、市役所の庁舎として活用されている。
実質的になくなったのと同じである。
マチを旅すると、
駅、百貨店、商店街の三点が中小都市の駅前(入口)の雰囲気をつくってきたかがわかる。
商店街に続き、百貨店がしまっていく。
マチの個性が薄らいでいく。
アマゾン、コンビニなど消費スタイルが変わることは仕方ない。ただ、まちを感じられなくなるのは寂しいものだ。
歩きながら変わる風景を見届けていきたい。
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