第30話『出世の石段』~東京屈指の名峰、愛宕山に挑む。

先日、東京屈指のの名峰『愛宕山』に挑んできました。 天然の山としては東京最高峰。 念願の踏破です。 これも、今まで積み重ねた日々のトレーニングの賜物です。 『25.7m』の標高は約1分30秒ほどで登ることができました。 『25.7m』? あっ、『東京最高峰』って『東京23区最高峰』のことですからね(>_<)〉
あらためて、 ここは港区の『愛宕山』です。 『鉄道唱歌』の第1集第1番『汽笛一声新橋を はや我汽車は離れたり 愛宕の山に入り残る 月を旅路の友として 』にもその名前を残す、江戸時代からの東京の名所です。 先述したように、自然形成された独立峰としては23区最高峰です。 但し、同時に東京都の最低峰というのも愛宕山です。 こういうところも面白い☆ (補足:北区王子の飛鳥山も以前調査され、測量時に愛宕山よりも低いことが確認されましたが、国土地理院の地図に記載されていないため、最低峰が愛宕山となるそうです。) この愛宕山の山頂には1603年に江戸の町を作る際に防火を祈願して徳川家康が祀った愛宕神社が納められています。 そして、今回私が踏破した『出世の石段』とは愛宕山の麓から愛宕神社へ掛上がるまっすぐな階段のことをい言います。
時は、江戸時代の1634年2月25日。 徳川秀忠の三回忌として増上寺参拝の帰り、徳川家光が山上にある梅が咲いているのを見て、「梅の枝を馬で取ってくる者はいないか」と言いいました。 讃岐丸亀藩(今の香川県)の家臣(曲垣平九郎)が見事馬で石段を駆け上がって枝を取ってくることに成功しました。 その者は馬術の名人として全国にその名を轟かせたという逸話からここを『出世の石段』というようになったそうな。 ちなみにその後、 3回馬で登った記録があるそうです。 さて、 今回はこの『出世の石段』を一緒に上ってみたいと思います。 標高25.7mといいますが、 急勾配はかなりのものです。 ■ふもとの鳥居 スタート!いや、人が小さい!
■入口 急だよ!
■駆け出し まだ、そんなに高くないな。
■半分 だいぶ、高いし、息切れが...
■頂上 到着!! 急だった!息切れです。 って、おじ様すごいですね。
頂上には愛宕神社があったので、 参拝。 これで出世も完璧ですね。
中々、東京で登山もできないので是非、挑んでほしいです!!■追記1 合わせていってほしい『愛宕隧道』 『隧道』とはトンネルのことです。 実はこの愛宕山にはトンネルがあります。

ここも、面白いスポットです。 愛宕山が23区の唯一の自然山にできた、これまた23区内唯一の「山岳トンネル」なのです。 ここは、鎌倉?横須賀?(隧道が多い地域) みたいな気分になれますよ(*^^*)

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